大河「・・・ごちそうさま」
竜児「どうした大河?まだ飯3杯目だぞ?もっと食えよ」
大河「ううんいいの」
竜児「!?どーしたんだ大河!?何があろうとへこたれない鋼鉄の胃袋は!?
時には人の食ってる飯さえ奪って、人間社会に弱肉強食の理を持ち込んで社会秩序の崩壊の危機ぐはっ!!」
大河「うるっさい!黙って聞いてりゃ失礼な事をダラダラと・・・」
竜児「お、落ち着け大河!そ、それだけお前を心配してるんだって!なんだ?調子悪いのか?悩みでもあるのか?」
大河「・・・その・・・」
竜児「あ。あの日か?」
大河「!!」

ボグシャ!

大河「・・・一遍くらい、あの世を見てくるのもいいかもね犬っころ・・・」
竜児「わわわ悪かった!軽く場を和ませようと・・・!」
大河「ふぅ・・・」
竜児「?なんだほんとに変だぞお前?なにがあった?」
大河「・・・ちゃったの・・・」
竜児「え?」
大河「だから・・・ちゃったのよ・・・」
竜児「だからなんだって?」
大河「だから太っちゃったのよっ!今朝体重計乗ったら軽く2キロは増えてたのよ!!2キロよ2キロ!?
この数字分かる!?このままいっちゃったらあっとゆうまに豚になるわ!ショックでしばらくそこから動け
なかったわよ!動けないから数字が表示され続けて、またそれ見てショック受けて・・・!!」
竜児「うわ!分かったから分かったからまず落ち着け!」
大河「はー・・はー・・・」
竜児「・・・あ、のよ?」
大河「・・・なによ?」
竜児「それ多分・・・太ったんじゃないぜ?」
大河「・・・じゃあなんなのよ。なんでいいいきなり2・・・も増えてんのよ?下手な慰めしないでよ・・・」
竜児「いやだからな・・・その・・・」
大河「なによはっきりいいなさいよ」
竜児「・・・肉付きが良くなったんだ」
大河「!!あんたねえ〜・・・言い方変えりゃいいってもんじゃ・・・」
竜児「ちがうんだって!その・・・」
大河「なにが違うのか納得させないと・・・2秒後には血の海に沈めるからね?」
竜児「さ、最近お前の触りごこちがよくなったんだよ!!」
大河「・・・え?」
竜児「・・・最初はなんか柔らかくなったなーって思ってたんだけど・・・そのうち足とか、尻とか・・・
胸、なんかもこう・・・フカフカしてきて、その・・・女らしいっていうかなんていうか・・・」
大河「・・・」
竜児「だからそれは、全然ダメなことじゃなくて、むしろお前がより女らしく成長したって痛っ!!」
大河「・・・」
竜児「いきなり頭蹴るなんてお前・・・大河?」
大河「・・・」
竜児「えと・・・そんなに真っ赤になってみつめられると・・・こっちも変な気分になってくるんだが・・・」
大河「・・・あんたがこうしたんだから、責任取んなさいよ・・・」
竜児「・・・学校休むか?」
大河「(こくん)」




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