竜児「・・っうあっ!!はぁ・・・はぁ・・・」
大河「・・・?・・・どうしたの・・・竜児・・・?」
竜児「わ、わりぃ・・・起こしちまったな・・・」
大河(ムク)「なんかやな夢でも見た・・・?」
竜児「・・・ああ」
大河「・・・」
竜児「・・・修学旅行で・・・お前が見つからなかった夢・・・」
大河「!!」
竜児「あのとき・・・お前を見つけられたのは偶然だ・・・。もし見つからなかったらって・・・くそ・・・そう考えただけで身体が震える・・・」
大河「竜児・・・」
竜児「あ、ごめんな起こして。まだ早いもう一寝・・・え?」

ギュ

竜児「大河・・・?」
大河「あたしはここにいるよ」
竜児「!!」
大河「あんたが・・・竜児が見つけてくれたから・・・助けてくれたから、あたしはここにいるの・・・」
竜児「大河・・・」
大河「ありがとう竜児。あんたがいたから生きていられる。あんたがいなくちゃ生きてられない」
竜児「・・・うん」
大河「今夜はこうしててあげるから、ゆっくり休んで。ね?愛しの旦那様」
竜児「・・・サンキュ」

スー・・・

大河「・・・自分を責めるなんて、なんてバカ。・・・大好きだよ竜児」

チュ



作品一覧ページに戻る   TOPにもどる
inserted by FC2 system