○プチafter22話○
大河「・・・はぁ」
竜児「また盛大な溜息だな・・・」
大河「当たり前でしょ。何が悲しくて休日まであんたと一緒にいるんだか・・・」
竜児「仕方ないだろ。お前が休んでた間の勉強教えろって言ってきたんだから。つか、その場合溜息つくのは俺の方だろが」
大河「あーうっさいうっさい」
竜児「おまえな・・・」
ピンポーン
大河「?誰か来た?」
竜児「ああ。多分北村と川嶋だ。ノート貸してくれって言っておいたから。おーい!あがってくれー!!」
北村「お邪魔します」
亜美「てゆーか、出迎えなし?」
北村「そー言うな。どうせ・・・ほら」
亜美「げ」
竜児「おう、悪いな」
大河「なんでばかちーがいるの?」
亜美「・・・」
北村「やっぱり動けなかったんだな」
目の前には竜児に膝枕されながら、訝しげな目で見る大河。
亜美「あんた・・・なにやってんの?」
大河「みてわかんない?勉強」
亜美「わっかるかぁ!!つか、せめて起き上がれよ!客迎える時ぐらい!!」
大河「うっさいなー・・・竜児」
竜児「ん?ああ・・・ほら」
差し出された蜂蜜キンカンを器用に寝たまま飲む大河。
亜美「・・・」
北村「どうした?」
亜美「この異様な光景にどうしたはないでしょ・・・」
北村「なんだ羨ましいのか?なんなら俺が・・」
亜美「いらねー!!」