亜美「ねえ高須君?」
竜児「なんだ?」
亜美「今日さ・・・亜美ちゃんち遊び来ない?」
竜児「は?なんで?」
亜美「新しいミシュランの三ツ星レシピ手に入れたんだー・・・見たくない?」
竜児「!!そ、それは・・・み、見たいかも・・・」
亜美「でっしょ〜。ならぁ、放課後に家来てー・・・」
竜児「・・・スマン川嶋」
亜美「え?」
竜児「これが・・・離してくれないから無理だ」

指差した先、竜児の腰にしがみつくのは、今にも泣きそうな目で睨み付ける手乗りタイガー。

こんな風に竜児にべったりな大河が好きだw



亜美「と、とらないわよ!?だからそんな顔すんな!!」
大河「・・・ほんとに?」
亜美「ほんとだっつの!つかあんた、幼児退行してない!?」
大河「だって竜児がいないと・・・」
亜美「あああもう、なんか痒い!もういい!じゃね高須君!」
竜児「ああ悪い川嶋。三ツ星レストランのレシピは残念だけど・・・」
大河「(ピク)まてばかちー!!」
亜美「なによ・・・え?」
大河「どうりゃぁあああ!!」

盛大な掛け声と共に投げ飛ばされたのは、さっきまで自分が抱きしめていた高須竜児。

竜児「うわあああ!?」
亜美「ちょちょちょ・・・!」

どっこーん!!

亜美「っ!いきなり何してくれんのあんたは!?」
大河「持ってけ」
亜美「へ?」
竜児「た、大河?」
大河「貸してやるから、きっちりそいつにレシピを教えてあげて」
亜美「ちょちょっと待ってよ?あんた高須君連れてかれるのが嫌だったんじゃ・・?」
大河「はんっ!そんなもん・・・」
亜美「え?」
大河「うまい飯の前に比べたら微々たることよ」
亜美「・・・なんつーかあんた、うっかり惚れちゃいそうなほどすがすがしいわ・・・」

その後ろでオルツな竜児w

こーゆー現金な大河が好きだw




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