竜児「今日は買い物はいいか…野菜類はまだあるし、昨日特売で買った鯖もあるしな」
大河「え〜…肉がいい。とんかつとかさ。」
竜児「昨日唐揚げ食っただろ?二日連続で肉はなあ…」
大河「仕方ないじゃない、食べたいんだから。」
竜児「明日作ってやるから…我慢しろよ。それにまた太るぞ?」
大河「うるさいわね。あの時はたまたまよ。元々太らない体質なんだし…もう、竜児のケチ!…うわあ!?」
竜児「おう!見事なコケやがって…ほら、ほろってやるから…立てるか?」
大河「これくらい大丈…っ!」
竜児「足痛めたんじゃないか?大丈夫か?」
大河「ひねったかも……痛い」
竜児「仕方ない、よっ…と」
大河「ちょ…竜児!商店街の真ん中でおんぶなんて…恥ずかしいじゃない!」
竜児「転ぶことの方が恥ずかしいと思うぞ。それにその足じゃまともに歩けないだろ。」
大河「う…ん……。(竜児の背中…)フフ…」
竜児「何笑ってんだ?」
大河「べ、別に何でもないわよ!…竜児………ありがと、ね」
竜児「いいよ、このぐらい。
とんかつ…、そんなに食いたいなら今日作ろうか?」
大河「いい…今日は我慢するわ…」
竜児「そうか…じゃあ明日は久々に黒豚買うか」
大河「…うん!」



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