大河「おいサツ魔イモ」
竜児「いきなりなんだよ…思い出しちまったじゃね〜か」
大河「今日は秋刀魚の塩焼きがいい」
竜児「サツ魔イモ関係ねえのかよ!」
大河「秋つながりじゃない」
竜児「…はあ〜…へいへい」
大河「……ブッ!サツ…魔イモ…ププっ…」
竜児「くそ!なんか腹立つ…」



夏休みも終わったとある1日…






大河「う〜ん…」
竜児「よし、飯できたぞ〜って…どうした?」
大河「ねえ竜児?」
竜児「?おう…」
大河「私とみのりんどっちが好き?」
竜児「大河」
大河「!」



大河「竜児大好き!」
竜児「な、なんだよいきなり…」
大河「だってみのりんは竜児がずっと好きだった人だよ?やっぱりまだみのりんが気になるのかなあ、って…」
竜児「…俺の櫛枝への恋はもう終わったんだ。だからといって繋がりがなくなったわけじゃない。北村と同じく親友になったって感じかな…自分で親友ってのもあれだけどよ」
大河「…」
竜児「どっちが好きなんて聞かれても答えは一つしかないんだから、迷うことないだろ?」
大河「…」



大河「竜児大好き!」
竜児「(ったく、かわいいやつめ)…ほ、ほら早くしねえと…せっかくの秋刀魚が冷めちまうぞ」
大河「うん!」


大河「秋刀魚…サツ魔イモ…ブッ!」
竜児「…いつまで引きずる気だよ」


涼しさ漂うとある1日




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