大河「ぎゃっ…いったあああい!!」
竜児「!、どうした大河!」
大河「!、アホ犬!来るなあ!いたたたたた!なんでお風呂場に蜂がいるのよー!」
竜児「蜂!?蜂に刺されたのか!?傷口見せてみろ!」
大河「見せられる訳ないじゃない!変態スケベ…いたたたたた!」
竜児「そんな事言ってる場合か!いいからここ開けろ!」
大河「…そんなに乙女の入浴中に扉をドンドン叩いたら通報されるわよ!いたああああい!痛いよぉぉ!」
竜児「だから開けろ!蜂は!?蜂はまだいるのか!?」
大河「蜂はもういないわ…つっ…窓から逃げてった…あいたたた〜」
竜児「本当に命に関わる時だってあるんだぞ!どこ刺されたんだ!足か!?手か!?…頭か!?」

大河「…ぱぃ」
竜児「は?なんて?」
大河「…おっぱい!ああそうよ!おっぱいに刺されたの!それも乳児に母乳を授けるポイントの真横を!見たいわけ!?あんた見たいわけ!?消毒つってペロペロ舐める気!?殺すぞ!!さっさと塗り薬持ってこい!!!」

竜児「…す…すげえ…悪口の言い返せなさに感動しちまった…。っと、薬…薬…あ…」
大河「竜児ー!早くー!」
竜児「薬…切れてる…」
大河「ええええええ!?」
竜児「すまん…これ…調べたんだけど…213Pを…」
大河「なにこれ…昆虫…百科…屋外で…蜂に刺された時の…対処…速やかに…中のばい菌を…口で吸い出す…。…は?」

注)SS用にでっちあげた対処方だから良い子のみんな!信じるなよ!

竜児「…自分で出来…るか…?」
大河「出来る訳ないだろ!!届く訳ないでしょ!?痛いよおぉぉ!」
竜児「…くっ…大河!目は瞑る!今は…しょうがないだろ!俺しかいないんだよ!助かるには…」
大河「ああああうるさい!そこで正座して目ぇ瞑りなさい!」
竜児「…!ゴクリ」
大河「今、目を開けたらその目は脳まで押し込まれると思いなさい…!」
竜児「…大河…水が垂れてる…体を拭い…んっ…」
大河「こうするしか…ないでしょ…このまま吸って…目開けないでね…」
竜児「……」ちぅ…ちぅ…

大河「んっ…んん…ふぁ…あ…駄目…くっ…ん…」
竜児「…一度吐き出すからタオルを」
大河「…はい」
竜児「…」ぺっ
大河「…もう一度…」
竜児「…んっ」
大河「あ…ああ…うく…もっと…」
竜児「…?」
大河「もっと強く吸わないと…吸って…」
竜児「…」
大河「ふぁあ!…ああ…あああ…あっ…イ…ク…」
竜児「!?」

END




作品一覧ページに戻る   TOPにもどる
inserted by FC2 system