「竜児……アンタ……」
虎のオーラが大河から滲み出していく。
これは……ヤバイ!!
「いや、あのな大河……」
「そう、アンタはそういう態度で来るんだ……」
どんどんと大河がどす黒くなっていく。
「いや、俺はお前の為を思ってだな……」
「ふーん……私の為、ねぇ……」
目つきが、俺以上につり上がっていく。
「お、落ち着こう大河。話せばわかる」
なんとか、なんとか機嫌を回復させなければ!!
「そう言えば、昔亡くなった犬飼首相はそうやって「話せばわかる」と言ってどうなったんだっけ?ああ?この駄犬?」
犬飼首相と言えば五・一五事件だった筈。確か……。
「聞いてもらえず殺されちゃったはず……待て、大河……いや待ってくれ……すまん待って下さい!!」
「流石は犬ねぇ……勉強の方もまずます、だと思ってたけど……どこでしつけを間違えたかしらねぇ?」
「わかった!!今日の晩飯は肉だ、それも焼き肉!!それで……」
必死に下手に出て、アルテマウェポンを出すが、
「残念、今日は魚の気分なの♪」
指をポキリパキリ。
「じゃあさか……」
「逝ってらっしゃい、竜児♪」
「ま、ままままってく……」
あいさかたいがはふりかぶり、たかすりゅうじにめがけて……、
「うぉりやぁぁぁぁああああっ!!!!!」
「ぎゃーっ!?!?!?!?!?!?!?」



BAD END


ヒント:愛が足りないぜ!!



残念でした。
もう一度Aパートからやり直して下さい




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