「春田」
「どったのたかっちゃ〜ん」
「最初に言っとくけどオマージュは菓子じゃねえぞ」
「え?まんじゅうのオサレな言い方じゃないの〜?」
「全然違うぞ…まあ迂闊なこと言って大河に殴られなくて済んだから良かったよ…」
「そりゃないよたかっちゃ〜ん。俺だって彼女持ちだぜ〜」
「信じられないが本当だしな…実際目撃しちまったし」
「そうそう。お互い彼女は大事にしようぜ」
「むしろ俺は大事にされたい方なんだが…うぉ!?」
「ちょっと竜児!誰があんたを大事にしてないってのよ!」
「大事にしてるならいきなり背後からヤクザキックをかましたりしねえぞ」
「あーらこれは躾よ、し・つ・け」
「お前な…大体俺が大事にして欲しいのはお前の身体の方だぞ」
「ふぇ?」
「そうやって叩いたり蹴ったりして傷付くのはお前の身体の方なんだぞ」
「ぅぅ…」
「だから大事にしてくれ。でないと俺の心が参っちまう」
「ん…わかった。ごめんね竜児」
「よし、じゃあ買い物に行くか。何か食べたいものあるか?」
「うーんとね、私お饅頭食べたい!」
「オマージュじゃないぞ」
「分かってるわよ!これでも文系志望!」
「ははは、そうだったな」
キャッキャッウフフ

「さすがたかっちゃんだな〜。タイガーが見事に手なずけられてるよ〜」「おい春田。帰りTATSUYAに寄らないか」
「あっ能登っち〜。オマージュって何ー?」
「なんだ藪から棒に。オマージュとはな…」


fin.





亜美「……(ググれカス)」





「好きな人、好きな人、オマージュさま〜♪」
「はっはっは、櫛枝、それは『マージョ様』だぞ」





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