「ねーねーチビトラ。高須君て家じゃどんな感じなの?」
「どんなってなにがよ?」
「ほら、学校でもあんたの世話やいてんじゃん?家だともっと大変なのかなーって」
「別に竜児は何もしてくれないよ?」
「へ?」
「大概私が動いて色々やってるよ?」
「うっそ・・・意外・・・」
「うんまあ、私がやりたいって言ってるからだけで、いざとなったら竜児も色々すると思うけど・・・」
「へー。高須君がやらないのも意外だけど、あんたがねー・・・」
「なによばかちーその言い方?」
「だーってさー、学校じゃあーんなになんにもしないあんたが、家じゃ甲斐甲斐しく動いてるってのが信じらんねーって」
「まあそれも妻の勤めよ」
「うっわ。あんたの口からそんな言葉が出るとは・・・人間変われば変わるモンね」
「なんとでもお言い。私は生まれ変わったのよ」
「はいはい。じゃあ料理の一つも出来るようになったんだ?」
「ううん。それは竜児がやるよ?」
「へ?・・・じゃあお風呂掃除とか?」
「それも竜児がやるよ」
「・・・洗濯?」
「竜児の日課」
「部屋の掃除・・・とか?」
「竜児の趣味だもん。逆に怒られちゃうよ」
「・・・じゃああんたなにしてんの?」
「伽」
「とぎ?」
「そう」
「って何?」
肩ポン
「実乃梨ちゃん?」
「あーみん・・・それ以上踏み込んじゃいけねー。・・・私と同じ目にあうぜ?(涙目)」
「へ?」

ちなみにみのりんは、ここから1時間惚気られましたw





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