とらドラシミュレーションゲーム2
忘れ去られたこのゲーム?が帰って来た!!(誰も待ってないかもしれないが)
貴方は高須竜児、もしくは逢坂大河となって選択肢を選んで下さい。
※前作の続編ではなく、完全新作です。今回は難易度高め?です。


Aパート


まず最初に断っておくと、俺が悪いわけじゃない。
断じて俺は悪くない。
……何度も言うが、重ね重ね言うが、しつこいくらい言うが俺は一切悪くない。
だから、このクラスの空気が南極よりも冷たく、針の山よりも痛く感じるほどになっていようと俺に責任はない。
そもそも、そんなこと出来るのはこのクラスで一人くらいだ。
ちらっとそいつの顔を盗み見「……何見てんのよ、このスケベ」よう……ずっとこっちを睨んでいたのか。
イライラしながら机に肘をついてこっちを睨み付けるソイツ。
ああ、全ての元凶はソイツだ。
この教室の中に漂う張りつめた空気も、さっきから背中が妙に汗をかくのも、決して強くない俺の心に「スケベ」と暴言を吐いたのも全部みんなコイツだ。
俺が何をした?
何でそんなに機嫌が悪いんだ?
それというのも、今朝靴箱に封筒無しの手紙が入っているのを見つかってからだ。
少し、頬が弛「顔がエロい」む……暇もない。
お前はなんなんだ?俺の思考が読め「読めるわよ」るの……え?マジ?
「アンタのようなエロ犬が考えそうなことくらいわかるのよこの駄犬」
……なんて言いぐさだ。
何だってこいつがこんなに機嫌悪くなるんだ。
「あのぅ逢坂さん?高須君?今授業中なんですけど」
担任の恋ヶ窪ゆり先生が「ちっ……」……大河の舌打ちに負けて黒板に振り返った。
キーンコーンカーンコーン。
ようやく休み時間に突入だ。
何かいつもの倍以上疲れた授業だった。
さて、

@何か知らんけど大河の機嫌でもとっておくか
A−1へ


A何を怒ってるんだ?胃が痛くなってきたしジュースでも買いに行こう
A−2へ


Bふんっ!!根比べだ!!俺はこの場を動かんぞ!!むしろ睨み返してやる!!
A−3へ





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