【自然の摂理】

大河「竜児ぃ、イチゴ牛乳買ってこーい」
竜児「それぐらい自分で行けよ、横着者」
大河「ちっ、じゃあジャンケンしましょ。これなら公平だしあんたも文句ないでしょ?」
竜児「別に俺は喉が渇いてるわけじゃないから行ってもらう必要もないんだが……まぁ、良いか」

竜児&大河「「最初はグ〜……ジャンケン、ポン!」」


竜児「おっし、俺の勝ちだな」
大河「だーっ、もぉ! あんた如きに負けるとは癪だわ。まぁ、仕方ないわね、はい、二人分のお金」
竜児「おうっ」
大河「イチゴ牛乳よろしくぅ。あんたも好きなもの買ってきなさい」
竜児「そうだな……、無難にコーヒーで良いか。じゃあ行って来る」


竜児「ほらよ」
大河「投げて渡すな!」
竜児「そこまでドジじゃないだろ……。でさ……」
大河「あによ?」
竜児「何で俺が買いに行ってんだ?」
大河「地球が周ってることに対する疑問と同意義よ、それ」チュー




【指きりげんまん】

大河「良い!? 約束破ったらどうなるか判ってんでしょうねぇ〜?」
亜美「ひつこい、ちびとら。そこまで何度も確認されると破りたくなるっつ〜の」
大河「そ〜いうこと言うから何度も確認するんだ! あったまきた、こうなったら……」
亜美「ちょっと、何させる気よ? どうせあんたのことだから誓約書に判を押させるだとか、約束したことを携帯にでも録音――」
大河「指切りげんまんしろっ!」
亜美「……はぁ?」
大河「はぁ?って、まさか、 あんたその年にもなって指切りげんまん知らないの? とんでもない無知ね……」
亜美「……勿論知ってるわよ」
大河「じゃあ、やんなさいよ、ほら」
亜美「…………」

亜美&大河「「ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんの〜ます! ゆびきったぁ!」」

大河「破ったら針千本だ! 絶対だかんね!?」タッタッタ
亜美「…………だからちびとらは苦手なのよ……、好きになれないけど、完全に嫌いにもなれないから」






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