大河「りゅーじぃぃぃ。」
竜児「おぅ。なんだ?」
大河「まだ、書けてないの?」
竜児「おぅ。面目ねぇ。
  仕事が忙しくて、お礼すら言えてねぇ状況だ。」
大河「うそ。
  だってあんた、さっきまでこのスレ確認してたじゃない。」
竜児「ぐ、ば、ばれてたのか!?」
大河「あたりまえよ。
  あんた、嘘下手すぎ。」
大河「まぁ、いいわ。
  いまかけてる分だけでも投稿しなさいよね!」
竜児「だけどよぉ」
大河「だけどもへったくれもない。
  ほら、『その六』が不完全燃焼だったでしょ?
  ちゃんと、肉食竜発動させておきなさいよ!」
竜児「う、まぁ、たしかにそうだな。
  とりあえず、前回の続きをスピンオフという形で
  だしておくか?」
大河「と・り・あ・え・ず?
  だからダメなのよこの駄犬!
  とりあえずなんてだめ!
  ちゃんと出しなさい。ちゃんと!」
竜児「そ、そうだな。
  そのまえに、ちょっとまってくれよ。」
大河「な、なによ?」
竜児「レスくれたかたありがとうございます。
  NO といってくれたかたもありがとうございます。
  (このレスでちょっとは甘くしてみます)
  まとめ人様、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。
  あと、作者の皆さんGJ。」
大河「それだけ?」
竜児「あぁ、それだけだ。
  じゃ、前回のつづきからかくぞ。

  以下の、部分のつづき。」


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
北村とすみれが両思いであることを、大河もわかっていたのだろう。
わかって、この場にいあわせたのだろう。
もう少し、大河のことを考えてやればよかっただろうか?
そのまま、大河に殴り込みをさせた方がよかったのだろうか?

竜児と大河は、その場を立ち去り、帰路についた。
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肉食系竜児 スピンオフ (その六つづき)


家への帰り道、大河をみると、やはり泣いていたのだ。
声には出さず、ただしずかに泣いていた。

竜児『ちょっと、やすむか?』

竜児はそういうと、公園のベンチに大河を座らせた。
北村のためとはいえ、大河に気を配らなかったのは、失敗だった。
大河は、北村が好きなのだ。
それなのに、北村の告白を二度も目の前できかせてしまった。
北村と狩野先輩の抱擁をみせてしまった。

竜児『なぁ、大河?!』
大河『・・・』
竜児『その、すまなかった。』
大河『・・・』
竜児『北村がもう一度告白することはわかっていた。
  あいつはそうするだろうとわかっていた。
  それなのに、お前を一緒につれてっちまった。
  おまえが、北村のことを好きなのをしってるのによ。』
大河『・・・』

大河は黙ったまま、やはり泣いていた。
当然だろうと思う。

大河『・・・りゅ、りゅうじぃ・・・』
竜児『ん?』
大河『やっぱり悲しいよ。
  分かってはいたけど、あいつと北村くんが、そうだってこと。
  それでも、・・・(ぐす)』

鼻をすすりながら、大河は泣いていた。
竜児は、そっと、大河を包み込む。

大河『ひゃ。・・・・なに?』
竜児『泣くんだったら、思う存分泣けよ。
  そんなに大きな胸じゃねぇが、俺のでよかったら
  いくらでも貸してやる。』
大河『・・・』
竜児『・・・』
大河『・・・
  や、やめてよ。』
竜児『ん?・・・』
大河『そ、そんなことしたら、
  す、、、、、』
竜児『ん?なんだ?』
大河『す、好きになっちゃうじゃない。』

想像もしていなかった言葉が大河から飛び出し、
思わずのけぞりそうになる。
どうすべきか?何を言うべきか?
竜児は・・・・・より強く、大河を抱きしめる。





竜児『じゃぁ、好きになれよ。』
大河『・・・
  な、なれるわけないじゃん。
  あんたと、わたし、なれるわけ・・・』

竜児はそれ以上、大河に喋らせないよう、
勢いよく、自分の唇を、大河の唇に・・・・・





ガッチーン☆





大河の歯と竜児の歯があたり、唇に痛みが走る。

大河『い、いったぁ、んぐ、んぐ』
竜児『・・・』
大河『・・・』


公園には人影はなく、二人はしばらく抱き合っていた。

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大河「やっぱり、キ、キスなのね。」
竜児「まぁ、そうだな。
  キスは基本だからな。
  ギシアンよりましだろ?」
大河「う、ま、まぁそうね。
  でも、『ガッチーン』ってなんなのよ。
  だめだめじゃない。」
竜児「しょうがないだろ?
  そろそろネタがきれてきたんだよ。」
大河「うーーーん。
  しょうがないわね。
  まぁ、次回はちゃんととキスしなさいよね!?」

To be continue ?


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