『何様www が あらわれた』
『何様www は リュウジ に 暴言 を 吐いた』
『何様www の 攻撃は 相手に されなかった』

竜児「・・・にげる、と」
大河「ほえ?」

『リュウジ たちは 逃げ出した』ダッダッダッ

大河「何で逃げるのよ?」
竜児「んー?」

『何様www が あらわれた』
『何様www は タイガ に 暴言 を 吐いた』
『何様www の 攻撃は 効かなかった 』

竜児「またか・・・面倒くせぇな・・・・・にげる、と」
大河「だから何で?」

『リュウジ たちは 逃げ出した』ダッダッダッ

竜児「ふう・・・久しぶりに見たなこいつ」
大河「ねぇ竜児、なんで相手にしないの?弱そうじゃん」
竜児「ん?あぁ・・・だってよぉ、相手にしても意味が無いんだ」
大河「どういうこと?」
竜児「経験値もくんねえし、ゴールドもアイテムも落とさない」
大河「へぇ」
竜児「つまり、時間の無駄ってわけだ」
大河「なるほどね、そりゃ私も相手にしないわ」
竜児「だろ?」
大河「しかも攻撃方法とかむかつくわ、痛い系ってやつ?」
竜児「そうそう。しかもこいつなー見てみろよ」
大河「なになに?」
竜児「ほら、シンボルがでかくって避けらんねえからすぐ触っちまう。邪魔なんだよな」
大河「あらら。いいところ無しじゃん」
竜児「そう。だからやり過ごそうとしてるわけだ。早いところレベルも上げねえとな」
大河「早くタイガに木刀スラッシュ覚えさせてよね?」
竜児「はいはい。あと少しだから慌てんなよ」
大河「リュウジは後ろで回復ばっかり、ほんと癪だわ」
竜児「おまえが職業決めたんだろうが!?」
大河「そうだっけ?忘れちゃった」
竜児「・・・ったく、私はガンガン攻撃したいのよ!とか言いやがるからこうなるんだ」
大河「んあー飽きちゃった。竜児、ご飯作って」
竜児「はぁ?ゲームの中でも現実でもおまえのこと回復させるんかよ」
大河「ふふん。適材適所ってやつね」
竜児「そう言うなら・・・・おまえの現実の役割は何だ?」
大河「食う!寝る!遊ぶ!」
竜児「んなっ!?」
大河「やっぱ竜児は最高ね!」
竜児「お、おう?そうか?それほどじゃないがな」
大河「ううん。竜児のご飯は最高!もうこれは絶対なんだから!」
竜児「よし。ちょっと待ってろ、すぐ作ってやるからな」
大河「わーい!


   ・・・・・・・・・・たーんじゅん、ぷぷっ」




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