「みのりんと!」「亜美ちゃんの!」
「「なぜなに科学質問コーナー!!」」

 どんどんパフパフ〜〜♪

「と、いうわけで突発的かつ思いつきで始まったこのコーナー、身近な出来事や疑問を科学の力でサクッと検証!サクッと解決!」
「指にトゲが刺さった時、5円玉の穴で抑えると、そこだけ肉が盛り上がってトゲが抜けやすいぞ!」
「「お〜〜〜〜ぅ、科学力!!!」」
「櫛枝…特に川嶋…なんか色々、人生振り切りすぎじゃねえか?」
「おおう、みのりんはいつだって人生フルバーストでエンジョイ&エキサイティングだぜ高須ボーイ!」
「……私はまだそこまで人生、捨てたくないんだけど」
「うわっはっはっはっはー。…地獄の底まで相乗りするぜ、あーみん!
 さてさて最初のお題はー?」

Q:よく漫画やエロゲで『エッチがしたくなるお薬』とかあるけど、実際にそれって効果あるんですか?

「というわけでー、ねえタイガー?ここに通販で買ってみた『エッチがしたくなるお薬』があるんだけどー。…飲んでみてくれない?」
「速攻でなんてこと勧誘してんだ川嶋――!?」

 …………。
 ごっごっごっごっごっごっ、ぷはぁ〜〜〜。

「お前もなに躊躇無く一気飲みしてんだ大河〜〜〜〜!!?」
「竜児…りゅうじぃ…」
「おふう…いきなりの赤面・潤み目・甘え声の3連コンボかよ…!」
「竜児…身体が…熱いの…あついよぉ…お薬のせいで…火照るのぉ…」
「ううううう…お前そんなプルプルして上目遣いって…卑怯だよソレ…」
「切ないよぅ…苦しいよぉ…たすけて…………りゅうじぃ…」

 ズキュ――――――ン!!

「な、泣くなよ…俺、弱いんだよ…お前に泣かれるの…ああもう、何でもしてやるよ!大河が笑ってくれるなら、俺は何だってしてやるよ!」
「よし!じゃあ早速こっち来なさい竜児!」
「え?」
「じゃあごゆっくり〜」「わたしら帰るからねー。…あ〜、あほくさ」
「え?え?」
「ねえ竜児ぃ…アレの買い置き、無かったんだけど…生でいいよね?」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

 ギシギシアンアン

「――というわけで、まあこんな薬は大抵、ニセモノだから。エロゲなんてファンタジーなんだから、信じちゃダメだぞ?」
「つーか媚薬とかマジでウザキモなんですけどー。こんなの発想からして自分で女をどうこうできない甲斐性なしのキモヲタの願望ダダ漏れじゃね?」



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