「竜児、今日から交換日記つけることにしたわ」

それは本当に何の前触れも無く、唐突に天災の如く避け得ない意図不明な言葉だった。

「……は?交換、日記……?」

開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。
この大橋の自然災害、出会ってしまったのなら己の不運を呪うしかない無いという珍獣中の珍獣、手乗りタイガーの二つ名を持つ逢坂大河は、防ぎようの無い大自然の脅威のようにそう言い出したのだ。

「そ、交換日記」

高須家の居間で肘を付きながらインテリア雑誌をめくっていた竜児は、ポカンと自信満々に腰に手を当てて仁王立ちするクラスメート兼お隣さんを見つめる。
また何か面倒事を思いついたのだろう事は、ここしばらくの付き合いで理解出来たが、今回ははてさて交換日記。
言葉自体には特段問題になるような事は無い。
少し古い、程度の嫌いはあるが、昨今の女子の中に今だにそういった事をしている者達もいるし、そこはそんなに問題視するほどでも無い。
無いが……それを言ったのが“大河”であるからにはそれで終わるはずも無い。

「ふぅん、で、誰とやるんだ」
「き、北村くん」

名前を言うだけで照れるのかはたまた緊張するのか。
彼女は思い人の名を少し噛みながらもあげる。
体系的に小さく、長いウェーブのかかった髪を左右に揺らしてドギマギしている様は、一年生時代数多の告白者を生んだという別の伝説の信憑性がいかに高いかを教えてくれる。
が、それはそれ、これはこれ。

「……参考までに聞くがどうやって?」
「そ、それをこれから考えるのよ!!交換日記をやるところまでは私が考えたんだから後はアンタ考えなさいよ!!協力するって言ったでしょ!?」

つまりほぼノープラン。
しかし竜児がそのことをさらに突っ込もうとしても、シャーッと猫、もとい虎が威嚇そのものの体勢でこちらに罵詈雑言をぶつけてくる。ついでに唾もぶつけてくる。

「き、汚ぇなおい」
「うるさい!!」

竜児は呆れながら台所にある布巾を一枚持ってくるとくるくると卓袱台を拭いていく。
大河はそれを不服そうに見ながら、こちらも呆れたように溜息を吐いた。

「あんた本当に細かいわね、そんなのティッシュでちょちょいでいいじゃない」
「何を言う!?そんな小さな事でティッシュなど使ったらMOTTAINAIじゃないか、今日本の、世界の緑はこうしている間にもどんどん減っていっているんだぞ!!」
「あーはいはい」

言った私が馬鹿だった、と大河は既に諦めモードに入りながら卓袱台の前に座った。

「お煎餅」

座って即座に注文。
あるのはわかっているのよ、と顎をくいっと戸棚の方に向けて竜児を睨む。
とんでもない唯我独尊態度ではあるが、今に始まったわけでも無く、竜児はもう慣れたものだと仕方なさげに煎餅を取り出した。
気配りとして熱いお茶を出すのももちろん忘れない。

「それでどうするのよ」

それはこちらが聞きたい。
煎餅を頬張って第一声、先程の“交換日記”の事であろう質問をされ、竜児は唸る。

「うぅむ、っていうかそもそもどうして交換日記っていう流れになったんだ?」
「成る程、駄犬にしてはまともな質問ね、良いわ教えてあげる」

思いつかなかったから苦し紛れの質問返しだったのだが、存外大河は竜児の意図には気付かず気分良くその小さな口を開き、

「名付けて交換日記で親密になろう作戦!!」
「………………」

即座に聞いた事を後悔した。
大河は頭は悪くない、いつも成績は良い。
だがそれとは別に何処か天然、というか“ドジ”が入る。
……川嶋が聞けば可愛い子ぶってんじゃねぇなどと言われそうだ。
ともかく、今の大河の台詞で竜児はおおよその事を理解した。いや、してしまった、せざるを得なかった。

「普段口では言えないことも文にすれば多分大丈夫!!段々とお互い内心を紙の上で吐露していき最終的には紙など頼らなくても……」
「盛り上がってるとこ悪いんだが、大河」
「何よ?これからがいいところなのに?後じゃダメなの?」

途中で説明という名の自己陶酔を止められ、やや不満な大河は小さな唇をとがらせて竜児を睨む。

「後じゃダメだ、傷は浅いうちって言うしな」
「……?」
「わかってないようだから言うが、お前まず交換日記なんて出来ないだろう?」
「な、何を言い出すのかと思えば!!失礼にも程があるわねこの駄犬!!」
「いや、まぁ聞け。お前ラブレターの件を忘れたわけじゃ無いだろう?」
「あれは……」

大河はここでようやく黙る。
そもそもこうやって大河と竜児が恋人でも無いのに一緒にいるのはその事件のせいなのだから。

「お前のことだ、直接渡し合うなんて恥ずかしがって無理だろ?」
「う……」
「交換方法を机の中に入れとく、とかにしたとしてもラブレターを入れ間違ったお前だ、また間違えないとも限らない」
「うう……」
「それにお前、そうぽんぽんと自分のプライベートを書けるのか?」
「ううう……か、書けるわよ」
「よし、じゃあ書いてみろ」

段々唸るだけだった大河に竜児はメモ帳と鉛筆を差し出す。

「何よ馬鹿にして、私だってただ書くだけなら……」
「あ、それ明日北村にみせるからな」
「!?ちょっ!?何でよ!?」
「何でって交換日記しだしたらそんなの日常茶飯事になるだろ?」
「そ、そりゃそうだけど……その心の準備というか……書き方の練習とか……」
「お前さっきすぐにでもやりたそうなこと言って無かったか?」
「〜〜〜っ!!書くわよ!!書けば良いんでしょ!!」


***


五分後。

「……燃え尽きたわ、真っ白に」
「………………」

卓袱台の上には真っ白なメモ帳が一枚。
しかし辺りには消しゴムのカスがたっぷり散在していた。
塵も積もれば山となるとは言うが、卓袱台には小さい消しゴム屑の山が出来ている。
それだけの労力と五分という時間を使って生産されたのはゴミ。
消費されたのは資源のみ、となっては当然“彼”がそれを黙認するはずもない。

「MOTTAINAI、ああなんてMOTTAINAI……」

溜息混じりに消しゴムのカスを集めては、はぁ、と悩ましげな吐息を漏らす竜児。

「やかましいのよ!!ったく女々しいのよアンタは!!消しゴムの一つや二つがなんだってのよ!!」
「お前!!そういった小さな考えが一杯集まって今日本は、世界は大変な事になっているんだぞ!!」

いつもと変わらぬ口喧嘩を始めるも、すぐにハッとなった竜児が声のボリュームを落とす。
これ以上一階の大家さんという存在を怒らせ、家賃値上げになんてなってしまったら家計はより一層苦しくなる。

「……とにかく、交換日記をやるならやるでもう少し下準備とか下調べとかしたほうが俺は無難だと思うぞ」

竜児は溜息を吐いて小さくそう纏めた。
これ以上話していても埒があかないのはコレまでの経験から明らかだし、労力も無駄になりかねない。
そうそう、今日はこれから特売にも行くんだった。

「下準備……下調べ……」

大河は竜児の言葉を何度か反芻し、腕を組んで考え込んでいる。

「まぁそういうわけで、どうしてもやりたいってんなら止めないが、落ち着いて焦らずにな。俺は買い物に行ってくる」

竜児は、特売特売と口の中で呟き、既に頭の中には手に入れたいあれやこれやの商品を思い浮かべながら玄関で靴を履く。
それを見た大河は一言「よし」と言うと、竜児の後を追うように靴を履きだした。

「お前も来るのか?助かるぜ、今日は特に競争率高そうでよ」

竜児はエコバック片手に心底助かった、という表情で大河を見るが、当の本人は、

「ん?ああ、特売?頑張ってね。私は他に行くところがあるから」

全く手伝う気が無かった。



***


「ええ〜?今日トンカツじゃないの?特売ってカツあったじゃない」

食卓に並んだ野菜一色の料理に、大河が口を尖らせた。

「働かざる者食うべからずだ」
「何よそれ」
「お前な、今日は競争率激しいって言ったろ?」
「ああ、つまり確保できませんでした、と。役に立たないわねぇ」

情けない、と大河が渋々卓袱台に座る。
その態度に若干苛立ちながら、竜児も座った。

「まぁあぁ二人とも。ご飯は楽しく食べた方が美味しいよぉ」

竜児の母、泰子は既に仕事着で席に着いている。
これを食べたら夜の、スナックでの雇われママとしての仕事があるのだ。
竜児もそれがわかっているから、あまり仕事前の母に面倒をかけたくないと思い矛を収め食事をしだした。
食事を終えるとすぐに泰子は家を出て行く。
家族でご飯を食べるのは当然、という気持ちからこうやって毎晩のように一緒に夕飯を食べているが、仕事の事を思えば本当はもっと早く家を出た方が良いのだ。
それでも泰子は家族の時間を取ろうと必死にやりくりしている。
竜児はそんな母を見送って、洗い物を片づけ、ふと居間をみやると大河がこちらを見ていた。

「終わった?」
「おぅ?何かあるのか?」

パッパッと手の水を切ると、タオルで残りの水分を拭き取り、エコエプロンを外して大河の対面へと竜児は座った。
気付けば卓袱台には一冊のノート……日記帳がある。
それは厚さは薄く、色もぱっとしない薄い赤色で、『diary』と表紙に書かれているだけの、何処にでもある日記帳だった。

「今日買ってきたの」
「なるほど」

だから今日は買い物を手伝わなかったと。
まぁ好きな相手の事に真剣になるのは仕方のないこと。
必死に悩んで選んでいたのだとすれば、今日の買い物を手伝わなかったことも水に流そう、そう竜児が思っていると、

「ちょっと練習しようと思うのよ、だからテキトーな日記帳買ってきた」
「適当かよ!?」

ゴン、と額を卓袱台にぶつける。
だったら買い物手伝ってくれても良かったじゃねぇか、と。
だがそれを言ったところでこの大橋の自然災害には適わない。
一を言ったら十にも百にもなって終いには肉料理の要求になって帰ってくるのだ。
そう、男、高須竜児。
自然に優しい彼は無駄な事はしないのだ。
決して、断じて恐いわけではない。
ここは環境保護の観念から彼女の言い分を涙を呑んで聞こうじゃないか。

「ということでアンタ、明日から私と交換日記するわよ」

why?


***


翌日、竜児は一人で登校していた。
今朝大河は朝食を摂ると先に登校してしまったのだ。
昨日の事でもう少し話しておきたかったのだが、ごちそうさまの後は先に行くからと言ってサッサと行ってしまった。
全く薄情な話である。
校門に着き、下駄箱へ向かう道すがらグラウンドを見つめて、今日はソフトボール部の朝練が行われていないことに少々残念がりながら竜児は歩く。
下駄箱に着いて、いつも通りパカリと下駄箱を開けるとそこには一つ見慣れない……否、若干の見覚えのあるノートがあった。

「あれ……これって……」

手にとって見るとそれは昨日大河が買ってきた日記帳だった。
ふと視線を感じて顔を向ければ、大河が階段の影からニヤニヤしながらこちらを見ていた。
ぶっちゃけ怪しい人にしか見えない。
隠れているつもりなのだろうが、まったく意味がない。
中腰にしたぐらいで隠れている気分になれる彼女の脳内は幸せ者だとつくづく思う。
やむなくそれはその場で鞄に仕舞い込み、大隠れているつもりの大河の待つ階段へと向かう。

「ウシシシ、どうよ?」

大河は自慢気に竜児に無い胸を張り、誇らしげに笑う。

「お前、絶対かくれんぼ弱いだろ」

それに対して竜児はそれだけ言うと溜息を吐いて階段を上りだした。
後には首を傾げる大河が残され、すぐに慌てて竜児を追いかけ始める。

「ねぇちょっと、今のどういう意味?」

素でわからないのか、大河は目をまん丸にして尋ねてくるが、竜児はそれには応えず苦笑して教室入っていった。
大河もしつこく聞くつもりは無いのか、最後にちゃんと日記帳見なさいよ、と言い捨てて教室内で竜児と別れる。
そのまますぐに朝のホームルーム。
竜児は担任の英語教師、通称独神の話を聞きながら恐る恐る日記帳を開いた。

『今日の晩ご飯は肉が良い』

最初の1ページ目に書かれていたのはそれだけ。
竜児はガックリと項垂れた。
なんだコレ?こんなの日記に書いて報告する意味があるのか?
そもそも練習なんだから失敗を恐れずもうちょっとマシな事を書いて欲しい。
くそう、少し甘い言葉が書き綴ってあると期待したドキドキを返せと言いたい。



***


下校時刻になって、今日は何か特別買う物あったかなと思い出しつつ竜児が下駄箱に着くと、そこには仁王立ちする大橋の虎がいた。
やや暮れ始めた太陽の光を背に浴びて、その姿は一見神々しくも見えるが、見に纏う黒いオーラが彼女の不機嫌ゲージの溜まり具合をいやがおうにも教えてくれる。

「おぅ、大河?何か怒って……」
「こぉんの駄犬が!!」

イキナリ超ハイスピードの回し蹴り。
K1選手もきっとびっくりするぐらいのパワー・スピード・テクニックだったことだろう。

「な、なにすんだよイキナリ!?」

喰らった脹ら脛に甚大なダメージを負った竜児はその場に沈み込み、やや涙目になりながら大河を睨みつける。
その姿はさながら、打たれたヤクザが殺意を抱いて相手を睨み付けているかのようだが、もちろんそんなことはない。
ただ理不尽な蹴りに対する理由を求めているだけなのだ。
大河は一度、フン、と鼻で息をすると下駄箱を指差した。

「まだ何も入ってないじゃない」
「はぁ?……ああ、日記帳か。そりゃまだ書いてねぇし」
「まだ?まだですってこの鈍犬!!アンタ今日一日何してたのよ?ええ?」
「いや何って真面目に授業を……」

普通に返そうとして、大河の釣り上がった目が眉間に段々寄っていくのに気付き、慌てて弁解する。

「し、仕方ないだろ!?誰かに見つかって変に勘違いされても困るし、お前だって困るだろうが!!また春みたいなことやらかす気か!?」

春、一緒にいる大河と竜児が付き合っている、同棲しているなどという噂が流れ、それが間違いであると認めさせるために大河は暴君まがいな事をして認めさせた。
やったことはただ教室で椅子や机をぶっ飛ばして暴れただけだが。

「小さいことをネチネチと。あんたそんな細かいから目つきまで悪いのよ」
「この目は生まれつきだ!!」

竜児もまた目を極限まで釣り上げ、たまたまそこを通りかかった平凡な女子Aに「ひっ!!」と怯えられ逃げられる。

「……ぷっ、あははははははは!!」
「笑うな」

竜児が不服そうにしながら靴を取り出して外に出る。
大河もやや遅れて出てきて竜児の鞄を叩く。

「帰ってからちゃんと渡しなさいよ」
「おぅ……ってか交換場所はウチでいいじゃねぇか。それなら失敗することもねぇし」
「馬鹿ねぇ、それじゃ練習にならないじゃない。アンタが言ったことよ」
「いや、お前はそれ以前に書く内容をまず吟味しようぜ」
「む」

ぷくっと頬を膨らませて大河はつまらなさそうに呟く。

「だって私、交換日記なんて書いたこと無いもん」
「俺だってねぇよ、ただ日記ってくらいだからその日にあったことを書くんであって、要望のみ、それも晩飯の、とかは違うだろ。お前北村にあんな事言うつもりか?」
「……わかったわよ、しばらくは交換はあんたの家で。内容もその日にあったこと。これで良い?」
「おぅ、良いんじゃねぇか。ってかそれを決めるのは本来やるつもりのお前だろ?……まぁいいか、この際いろんなこと決めておこうぜ」

そうして二人は歩きながらいくつかのルールを決めた。



***


それから一週間。
二人はぎこちなくも交換日記を続けていた。

『今日は朝から最悪だった。竜児は今だ私が朝どれだけ食べるかを把握してないのかしら?ご飯が足りなくなるなんて言語道断だと思う』

大河はそこでシャープペンを顎に当て今日あったことを思い出す。

『お昼のお弁当は肉分が足りないと思う。とくにあのハムレタスとかを食べるよりはもっと肉!!って感じのとんかつとかステーキとかが良い。あ、あと今日の特売で人混みに押されてぶつけた背中、ちゃんと湿布貼っときなさいよ』

暗い部屋にスタンドライトだけで照らされた机の上。
そこで大河はシャープペンシルを走らせる。

『今日の晩ご飯はまぁまぁ美味しかった。意外に太めに巻かれたアスパラベーコンは塩胡椒が絶妙だ。今度弁当に入れることを許可する。あ、肉はボリュームを増すと尚可。アンタに言われたとおり夜更かしは控えてるわよ?夜二時までは夜更かしじゃないもん♪』

フフ、と笑って大河はノートを閉じる。
これを明日竜児に渡してやるのだ。
そうすればあの竜児のことだ、献立の参考にするに違いない。

「肉、てんこもり……グフフフ」

もはや目的の半分を見失いつつある大河だった。
一方、翌日、それを見た竜児は、

「……飯の話しかしてねぇ……確かにその日あったことだけどよ、何かこれは違くねぇか?」

大河の書いてきた日記は日に日に自分の料理に関することオンリーになりつつある。
初日はまだ良かった。
学校でこういうことがあってあーだこーだとあった、などと書いてあったり、北村君と一言を言葉を交わせた、などとというささやかな報告が混じっていた。
ところが一週間経つ今、大河の文はほぼ竜児に対することと料理への要望だった。

「これでいいのか、おい」

竜児はその文を見てどうにも釈然としない。
だが料理の腕を誉められて悪い気はしないし、自分の言うことを聞いていたり、心配さえれるのは嬉しい。
竜児はまずそのお礼を文にしつつ、今日のあった出来事を大河中心に書き記していく。
何せ学校でも殆ど一緒にいるため書くことは自然と大河のことばかりになる。
大河のは既に日記と言えずに要望となっているから、せめて自分だけは真面目に日記を書こうとシャープペンを走らせる。



竜児は気付かない。
そういったお互いのやり取りこそ、交換日記としては正しい一面であると。
第三者からみれば、それはお互い恋人同士のような書き方しかしていないと。

この最初の日記帳を使い切る頃には、二人の心境に変化が生まれているだろう。

余談だが、いずれこの二人の交換日記は周知の事実なり、多大にからかわれ、第二次手乗りタイガー暴走事件及びデレ事件が勃発する。
さらに、この二人の日記帳は最終的に三桁に近い冊数となる。
それの意味することは二人は長く、いや永く一緒にいるということであり……



「あれー?お母さん、この古い赤いノートなぁにー?diaryって書いてあるし日記帳?」



そういうふうに、なっている。


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