「竜児、停電よ…。」
「おう、そういや計画停電をやるってニュースでも言ってたな…。で?なんでおまえは他人の家の布団を敷いているんだ?」
「そりゃ決まってるじゃない、暖房が使えないから2人で寝るのよ、起きてても仕方ないし…。体温も2人分で温かくなるでしょ?」
「まあいいが…。」

布団の中

「なあ大河?さっきから腕を胸に押し付けられても困るんだが…。」
「あててんのよ…。」
「ていうかもう色々と我慢出来ねえんだよ〜!」
「え?ちょ?竜児?」

ギシギシアンアンギシギシアンアン

「ちっくしょー、こっちが見てるのも知らずにいちゃつきやがって…。こんなんだったら高須君早めに落とすんだった…。」
「まあまあ、あーみん落ち着きなさいって。その気持ちは私もわかるけどさ…、私たち違法行為してるからそんな他人の事は言えないぜ〜。というわけで皆の衆、電気は大切にね!ビリビリ!」




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