「「祝!!『緋弾のアリア』アニメ化」」
「ところで大河?なんで俺達が全く違う会社のラノベを宣伝するんだ?まだお前の中の人が出てた『とある○○のインなんとか…』の宣伝ならわかるんだが…。」
「いいのよ!今回は私たちの『とらドラ!』と同じくヒロインと主人公の中の人が一緒なんだから!」
「おお、そうか…。」
「そういえば竜児の中の人が演じる主人公は「性的興奮を得ると戦闘力が通常時の倍になる」って設定らしいけど竜児はどうなのかしら?」
「おう…。俺にそんな特性は無いと思うんだが…。」
「とりあえずモノは試しよ…。竜児」
「え?ここ学k…。ん…。」

はむ…、ちゅぱ…。

「うわ〜、あの2人艶めかしい水音まで立ててキスしてるよ…。ちったぁあきらめたこっちの事も考えろ。ケッ…。」
「あ〜みん、今度2人で飲みに行こうか…、未成年だけど…。」
「うん…。」

「ハァハァ…、どう?竜児ぃ?」
「お、おう…。今のところは何ともない…。お?窓のサッシにカビが…、ちっと片づけてくる。」
「あ、竜児ぃ…。」
「今の様子だとどうやら高須の掃除能力が上がったようだな…。逢坂。」
「へ、北村君いたの?」
「そうだな、丁度2人がキスしてるあたりには居たぞ…。あ、関係ないけど俺の弟も『緋弾のアリア』に出演予定だから宜しくな…。」
「祐作ゥゥ!お前まで宣伝かよチックショー!!この変な桃色空間をうまく使いやがって―!!!」
「落ち着くんだあーみん!!あ、高須君が戻って来た…。」
「フフフフ…、窓のカビは俺が胞子のひとつ残らず殲滅してやる…。」
「うわー、高須君の顔地獄の閻魔大王もびっくりだよ…。」
「友人の俺も認めざるを得んな…。じゃあ掃除は任せて俺達は帰るか…。じゃあ今日は解散!」

「木ィィィ原チャァァァァァァァァァん!!ラーメン食いに行くぞ…!」
「え?ちょっと待って…。能登…?ってきゃあああああ。」

「食いものの恨みは恐ろしいねぇ…、んじゃ私たちも帰るか…。大河はどうする?」
「あ、竜児が掃除終わるまで待ってる…。」
「じゃあねチビトラ!」
「じゃあねバカチ―」


1時間後

「ふー、ようやく綺麗になったか…。」
「まさか竜児の掃除・家事スキルが倍になるとは思ってなかったわ…。」
「おう、俺もびっくりだ。普段よりも掃除に力が入りすぎたか…。」
「ねえ、竜児?掃除のスキルが上がったのよね?家に帰ったら私の事も綺麗にしてくれる?」
「お、おう…。」

翌日
「いたた…。竜児、張り切りすぎよ…。」
「すまん、どうやら大河の身体に関する掃除スキルも上がっちまたらしい…。」





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