【トークロイド】お買い物に行こう!【初音ミク】【KAITO】
を変換してみたらこうなった。粘る竜虎どうですか?


「竜児、大変だぁ!」
「なんだどうした?」
「スーパーで」

「スーパーでっ」

「なんだ?」
「相槌を打ちなさいよ」
「おう」

「スーパーで」
「おう」
「アイスが」
「おう」
「ごこ3あー、え〜、ん〜。ご、ごこ……」
「何だぁ?」
「5個で300円!」
「そうか」


「あれ?」
「何だ?」
「えっと……」
「何だってー?」
「……そそらない?」
「何が?」
「いや、アイスだよ?」
「おう、安いなそれ」
「うん、そうでしょ?」
「うん、そうだな」
「いや……だって……」
「何だよ?」
「竜児アイス好きでしょ?」
「知らん」

「知れ!知っておけそこはっ。“知らん”てなによっ?」
「何が?何だそれは。どこで聞いた?」
「何かそういう設定が……」
「知らねえなあ」
「知らないの?」
「知らねえ」


「……教えたよ?」
「そうか」
「好きになった?」
「なるわけねえだろ」


「何でよ?」
「何でってお前そんなんなる、なるもんと違うだろ」
「ええっ?だってなんか。だって。あのねー?」
「おう、何だ?」
「えーーっ!好きっていう話だったじゃん」
「俺が知らねえよそんな話」
「いやいや。そんなことより。とりあえず買い物行こう、ね?」
「何で?どこ行くんだ?」
「流れからしてスーパーに決まってるじゃん駄犬」
「さっき買い物済ませちゃったから大河一人で行って来いよ」
「えええ〜っ!?何でよっ?竜児いなかったらお金どうすんのよ」
「どうすんのってお前、自分で払えよ。要するにお菓子買いに行くんだろ?」
「まあそうだけど。なに?なんだ、その。どーせ竜児も食べるわけだし……」
「いや、俺べつに食わなくてもいい『まあまあまあまあおかまいなくね。どうせ二人とも食べるから!』

「金も二人で出し合うのか?」




「いや、そうじゃなくて。竜児と私ってさ、家族みたいなものじゃない?兄さんじゃない?竜児」
「知らねえ。お前4月生まれなんだし俺、弟でいいぞ」
「あなたお兄ちゃんでしょ!」

「うるさいなあもー。何なんだよ」
「お菓子買ってほしいの♪」
「知るかよ!知るかそんなもん」


「知ったね?」
「え?うん。まあ。知ったよ」
「買ってよ」
「いやだ」
「買ってよぅ」
「なんでだよ」


「カッってなってやった、反省している」
「してねえだろ」


「いや、竜児の気持ちは私にも分かるけどね?」
「おう」
「女の子は3日に1回はねえ、あのー。甘いもの食べないとねえ?」

「おう」


「……死ぬの」
「うそこけ」
「んん〜……」
「うそだろ?」
「んん〜〜うん」
「じゃあ行かねえ」
「なんでよ?」
「なんででも」
「何で私のわがままが受け入れられないのよっ」
「ワガママだからだな」

「もぉ〜、そういうこと言うのっ?」
「知らねえってもう。お前そんなの自分の金で。もう何なんだ?知らんわ俺」
「え〜?」

「お前……金ないの?」




「……ない」
「何で」
「つ、使ったから」
「何に」
「いや。まあ。何って。盛大に服なんか買っちゃって」
「そうか」


「アー、イー、スー!買ってりゅうじーーっ」
「知らねえってもう!お前はぁ」
「えええええええええ〜?」
「うるさいっての」

「ねねねねねね、甘いモノが食べたいんですけど」
「こんな時間に食ったら晩飯が食えないようになるぞ?」
「そうは言うけどね大佐、お腹が空いたらスニッカー『知らねえってば』

「ちょ。わがまま言うんじゃないよっ!」
「……俺か?」
「……いや、私だけど」
「じゃあ、言うな」

「えーっ、何でよ。そんなのひどいっ。わたしだって甘いもの食べたい時だってあるもん!」

「はぁ……なんだかな」
「ちょぉ〜、もう〜」
「ちょっ、本読んでるんだから邪魔すんな」
「何ぃ?マンガじゃんそれ」
「どうでもいいだろうが」
「ちょぉ〜、邪魔しないからお金ちょうだい」
「あほか」


「ねえねえねえねえねえねえ!」
「もーっ!!冷蔵庫にプリンがあっただろ?」
「もう食べちゃった」
「俺の分もか?」
「ある。それは残してある」
「じゃあそれ食っていいぞ」
「ほんと?」
「おう」


「ほぉんとにぃ?」
「おう」


「いただきます!!」
「おう」


めんどくせえなあ……


作品一覧ページに戻る   TOPにもどる

inserted by FC2 system