「お前の欲望って・・・底知れないな?」
「そ、そう言わないでよ竜児。わたしだって・・・。でも、でもね?」
「おう・・・」
「あんたに・・・目の前で抜いてほしいの。わかってよ」
「だってこういうのは、普通お互いが自分のペースでさ、やるもん・・・」
「分かってる!」
「・・・マジなんだな」
「夢だったの。・・・すごく恥ずかしいけど、私がこういうの好きな女だって・・・知ってるでしょ」
「まあな。前にすごいとこ見せつけられたことあるし」


「だから・・・お願いだから。こ・・・ここに抜いて・・・出して」
「分かった。じゃあもっとこっち来い。よく見えるように」
「うん・・・あっ?」


「なんだよ?」
「道具・・・使うの?・・・・・・やだ」
「手っ取り早いしな。効率的だろ?」
「・・・だめだよ・・・それじゃ。・・・指でして・・・よ」
「その方がいいのか?」
「・・・愛情・・・感じるし・・・」
「そっか。じゃあそうするよ」


「んっ!!」
「あ、ああっ!?いっぱい出たっ!ねえ竜児!こんなたくさん」
「おう、好きだろ?」
「好きっ!なによりもう大好きっ!ああもう我慢できないっ」
「まて、待てよ大河ガッつくな。もう一本!」
「すごいっ!すごぅいっ!!」


「はぁはぁはぁはぁ・・・でも・・・裏切っちゃった」
「今さら言うな。俺だって悩んだ末にこうしたんだから」
「私たちふたりだけでこんなことしてるなんて、言えない」
「言えねえよな」
「そうだよね・・・今さら戻れないよね」
「ああ、もう饗宴を続けるしかねえよ。時間だって無限にあるわけじゃねえんだ」
「欲望のまま・・・か。やっちゃん・・・泣くかな?」
「・・・泰子のことはもう考えるな。俺だってこういうの・・・好きなんだよ」




「ほらカニ酢、こっちがマヨ。がぶっと行けがぶっと!お前がチラシ貰って来たんだからな!」
「いただきますっ。タラバの脚肉・・・だーい好き♪」


“大橋駅前新規オープン!『かに大王』オープニングキャンペーン!三大カニ食べ放題”
“お一人様90分¥4000のところ55%OFF!¥1800!!(三日間チケット1枚につき6名様まで)”




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