「温泉旅行」 「みんな」


「本当は混浴が良かったんじゃないの?だって高須君と…ねぇ」
「黙れ発情バカチワワ」
「あれれ〜?逢坂さん顔真っ赤。高須君としてるの想像して興奮しちゃった?」
「おっ?夫婦円満ってやつですなあ」
「みのりんまで…からかわないでよ、大体まだ一度も何もやってないわよ…その…せっくすとかは…」
「嘘つかなくて良いってば逢坂さん。高須君が言ってたわよ、毎日求めてくるから少し疲れたって」
「若さゆえの性の乱れかい?」
「!!…あの駄犬、余計な事を…大体毎日なんて求めてないわよ」
「高須君が言ってたってのは嘘、それにしても逢坂さんのその反応。毎日じゃないけどヤってるのね」
「」




「すっきりしたー、たまには温泉なんてのも良いよね」
「まーアタシは温泉なんて珍しくもなんとも無いんだけどね」
「バカチーが変なこと言うから終始イライラしてたわ」
「そんなこと言って今夜も高須君と夜通し楽しむんじゃないの?高須君と相部屋よね。気使って二人にしてあげたんだから。」
「んじゃ私たちは隣の大部屋部屋でトランプでもしながら適当に過ごすとしますか、あーみん」


「能登、どうした?」
「いや、高須は良いよね。なんつーかその…タイガーと二人部屋で。俺も木原t」
「えー俺だったらタイガーと二人は嫌だよ、翌朝生きてる保障ないもん。
ってか能登っちは誰と二人部屋が良いの?まさか俺?そっち系は俺無理だよ…」
「(春田…どうしたらそんな発想になるんだよ…)」

「じゃあな、部屋戻るわ」
「おう、じゃあな高須。タイガーと仲良くやれよ」
「高っちゃん明日も生きててくれよ〜」




「もうこんな時間かー早く寝ないと明日起きられないぞ」
「お、流石生徒会長。でも俺は少しやりたい事あるから。な?能登っち」
「いや、知らないけど何すんの?」

「私たちは修学旅行の時みたいにガールズトークでも」
「そうだね、今夜は寝かせないよ」
「逢坂さんたちも「今夜は寝かさない」とか言って盛り上がってる所かもね」
「あはは絶対明日は二人とも疲れてるよ」


「ねえ竜児」
「ん?どうした?」
「なんかね、その…寒くない?」
「俺は平気だぞ。良かったら上着貸してやろうか?」
「そうゆう事じゃないの。私もそっちのベッドで寝たいの」
「何だ?そのベッド何か問題でも有…って濡れたタオル置いとくなよ。
替えのシーツ持ってくる。俺のベッド使って先に寝てても良いぞ」
「…アンタね…どこまで鈍感なのよ!このダメ犬」
「おわっ、いきなり飛び掛ってくるな。痛ぇだろ」
「良いからじっとしてろダメ犬」
「何だってんだよ…ってお前いきなり脱ぐなよ、北村に影響でもされたのか」
「いいから竜児も脱げー」
「苦しい、首のとこ引っかかってる!ってか無理やり脱がすな」
「うるさい、アンタは今日私と熱い夜を過ごすのよ」
「…なんだよ最初から普通に言えって」
「何よ!こうゆう事はムードとかそういうのを」



「おい、能登っち。動きがあったぞ」
「春田…盗聴してたのかよ…」
「えーだって気になるじゃん、高っちゃんと大河の様子」
「気になるけど流石にそれは…」
「いや、だって高っちゃんが大河になにかされたらすぐ助けないとヤバいじゃん?」



「ねえ春田見てよ。アイツ必死に壁に耳つけて何やってんだろ」
「さあ?でもさっきからずっとそうしてるね」
「高須君と大河ちゃんの熱〜い夜を観戦したいんじゃないの」
「能登もかなり引いてるよ」
「まあそりゃ誰でも引くよね」
「でも二人とも仲良くてうらやましいね」


「竜児、早く脱がしてよ。パ・ン・ツ・も」
「おっおう…」
「ねえ竜児…目、逸らさないで。ちゃんと私を見て」
「…」
「アンタのその鋭い目つきは変わらないのね」
「…なんだよそれ。褒めてんのかバカにしてるのか」
「褒めてるのよ、その目で見られると私…」
「お前のその平らな胸も変わらねーよな」
「そう思うなら揉んで…大きくしてよ」
「おう…こんな感じで良いのか?」
「んっ…気持ちいいわ。ねえ、舐めたりしてくれないの?」
「そうだな、舐めるだけじゃなくて吸ってやるよ」
「あんっ、うふふ。竜児、赤ちゃんみたい」
「かっ、からかうなよ」
「だって〜夢中で吸ってるんだもん」



「なあもう良いか?」
「何?あんたのも弄って欲しいの?」
「ああ、そろそろ頼むよ」
「何これもうカチカチじゃない、私の触ってたら興奮しちゃった?」
「…そうだよ。そういうお前もすごい洪水になってるじゃねえか」
「うるさい、エロいにゅ。もういつでも準備OK、挿れられるって事よ。」
「い…挿れてもいいか?」
「アンタがそうしたいなら別に良いわよ」
「んじゃやっぱやめた」
「…なによ…我慢しなくて良いって言ってるのに」
「我慢してるのはお前もだろ?」
「私は別に…その…でもここまでやってるからには最後までやらないと不完全燃焼っていうかその」
「何だよどうしたいんだよ」
「な…なに上から目線になってるのよ。は早く挿れたいなら挿れなさいよ」
「早く挿れてほしいのお前だろ?さっきよりも顔も赤いし下も濡れてるぞ」
「うるさい。もう良い、私が上で動くわ。竜児、早く仰向けになりなさい」
「おうっ、いきなり速すぎる。もう少しゆっくり」
「んあっ…何よ、私から挿れてやったんだから私が決めるわ」
「待て、大河。本当にもう少しゆっくり…だめだ、イク!!」



「出し過ぎよ竜児、それでもう終わりとか言わないでしょうね」
「ちょっと休憩、もう少し待ってくれ」
「うるさい、私はまだイってないのよ早く勃たせなさいよ」
「ちょっと…無理やりやめろって」
「分かったわ…じゃあ手でいいわ…手でしてよ」
「さっきのお返しだ、高速でいくぞ」
「んっああああダメッもうイク、んあああああああ」



「タイガーの悲鳴が…ついに手乗りタイガーを仕留めたのか高っちゃん!」
「逢坂さん、やっぱりこんな感じで毎日ヤってるんじゃないのかな」
「俺、高っちゃんの所行ってくる。能登っちも行こうぜ、タイガー討伐を祝して乾杯!とか」
「いや、行かねーから。」
「じゃ俺一人で行ってくるよ」
「おい、行くなって。気まずいぞ…ああ行っちまった…」

「おーい高っちゃーん」
「あれ?鍵開いてんじゃん」
「おわっ春田、おまえ何いきなり入ってきてんだよ」
「Let's記念写真だぜ」パシャ「…あれ?二人とも裸?」
「ちょっと…写メるなこの変態アホロン毛!後で覚えてろ」
「うわー助けてー」




「なんか大河と高っちゃんが裸だったよ見てよこの写メ」
「春田…お前、そういう趣味があったのか」
「春田君さすがにそれはまずいんじゃないかと…」
「え?あ、あれ?高っちゃんしか写ってない!
いや俺は別に男の裸に興味とかそんなのは…」
「高須くんの黒いわか…め…」バタッ



「ねえ竜児」
「なんだ?」
「さっきは一緒にイけなかったじゃない?だからさ、後で続きしよっ」
「おう」


翌朝二人は朝食の席に顔を出さなかった
「お二人さん、どうしちゃったんだろね?」
「昨日の疲れが溜まってるんじゃない?」

二人は昼過ぎまで裸で絡まりあったまま眠っていた


-END-



作品一覧ページに戻る   TOPにもどる

inserted by FC2 system