大河「竜児!!ちょっとあんたどうするのよ?」
竜児「どうしたんだ?」
大河「期待してくださっている方がおられるわよ?」
竜児「まじでか?どっちがいいんだ?
  ギャグパートとシリアルパート。
  作者自体はギャグみたいな生物だぜ!!
  ”◆.CzKQna1OU”も遊びみたいだぜ!?」
大河「遊びだったのね?シクシク。。。
  みんな真剣に自分自身を区別するためにつけてるっていうのに
  最低の生き物ね。
  でも、ギャグとシリアルかぁ。
  どっちなのかしらね?
  わ、わたしはシリアルがすきよ。」
竜児「コーンフレークかよ!!
  はぁ。」
大河「ど、どうしたのよ!?」
竜児「参ったなぁ。。
  誤字脱字チェックしなきゃならねぇなぁ。」
大河「あ、あんたノーチェックだったの?」
竜児「男は、過去は振りからねぇからな。前の方向にだけあるくんだよ。」
大河「・・・かっこいいんだか、ずぼらなんだか。。。。」


仕様です。。。


★肉★食★竜★の★た★の★し★い★学★校★

大河「はーい、竜児、あーーんしてぇ。」
竜児「って、おい、恥ずかしいからやめろよ。」

いつものお昼の風景。毎日毎日同じことの繰り返し。


ピンポンパンポーン。

北村「あなたの恋の応援団。失恋大明神北村祐作です。
  本日もよろしくお願いしまーす。」
  
いつものように、北村の独演会がはじまるが、
聞いている人がいるのやらいないのやら。。。。

大河「北村くんも、よく続けられるわねぇ。」
竜児「もう、一年近くやってるからなぁ。
  やめられねぇんじゃねぇの?」
大河「でも聞いてるの、ほら、私たちぐらいよ。」

たしかに、聞いている生徒は竜児と大河ぐらいのものだった。

竜児「先生たちの間では、結構人気があるみたいだけどな。」
理由が独身(31)の七変化であることは大きな声では言えないことだ。



北村「それでは、本日のご依頼です。
  3年女子 T.A.さんですね。よみますね。
  『こんにちわ。私には素敵な彼氏がいますが、
   草食系でこまっています。たすけてください。』
  とのことです。
  では、ご相談への返事の前に、リクエスト曲をどうぞ」
   
大河「ぷぷぷ、某テレビ局の探偵ナ○トスク○プみたい。
  それに、草食系だってべつにこまらないのにね。」
竜児「?」
大河「どうしたの、竜児?」
竜児「いや、なんでもない。少し引っかかっただけだ。」



北村「リクエスト曲は、筋肉少女帯『日本印度化計画』です。」

   おれにかれをくわせろー、もえるからさがおれをあいにするぜ!!

竜児「!!!!」
大河「ど、どうしたの竜児!」
竜児「まずい大河。すぐに、放送室へいくぞ。
  俺たち、はめられている!!」
大河「ど、どういうこと。
  あーん。ミートボール。」
竜児「いいから、はやく!!」


朝から悪い予感はしていた。
北村の態度がいつもとちがっていたのだ。
自分には思い当たる節はなく、少し引っかかっていたのだ。

竜児「先日櫛枝が口ずさんでいた曲を覚えているか?」
大河「うん。高須リュー伝説でしょ。それがどうかしたの?」
竜児「あれも筋肉少女帯の曲だ。
  さらに巧妙に歌詞が変えられている!!」
大河「えぇ?」
竜児「それに、3年女子 T.A. だ。」
大河「え?え?え?、わたし?
  なんで?私依頼なんかしてないよ!?」
竜児「だから、だから、はめられてるんだよ?!
  くっそぅ、北村め、なんでこんなことを。。。。」
  
  
放送室の扉を勢いよく開き、とびこんだものの、
北村の姿は?!

??「やっときたな。高須。逢坂」
入ってきた扉のほうから聞こえてきた声の主はやはり。。

大河「北村くん!!」
竜児「北村!!てめぇ。なんでこんなことを
  勝手に依頼文を捏造しやがって。。。。」
北村「おい、まて。依頼文はオレが書いたわけじゃない。」
大河「じゃ、じゃあだれが????」
北村「わからん。だがもう手遅れだ。
  放送はいつも録音再生でやっている。
  もう遅い。
  
  ちなみに今回は3回め、
  第三巻P202
  川嶋との水泳勝負の練習にきていた、逢坂と高須だが、
  あめがふってきて、喧嘩してしまうシーンだ。
  逢坂は『(自分の気持ちを)自分だって、知らないもん!!』
  というのだが、高須はそれを聞きそびれてしまう。
  あのとき、高須がしっかりと逢坂の言葉を、気持ちを
  受け止めてやれれば、」
  
竜児「く、くっそーーー」
大河「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――
一応補足:
竜児は大河に水泳の練習はもう止めようという。
「オレのことなんてどうもいいだろ。」という竜児に、
大河は怒ってしまい。二人は言い合いになって・・・
(ってしってるよね?)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――


『肉食系竜児参』

立ち上がり、テーブル蹴り倒し、パラソルを引き抜いて投げつけた。

大河『なんで?!なんでよ!?なんで、わかってくれないの?
  私は怒ってなんかない。最初からそういってるじゃない。』
  『勝手に想像して分かったような顔をする!
  それがいなやのむかつくのっ!
  私が竜児をどうおもってるかなんて、
  どこの誰が本当にわかるの?!
  誰にもわかるはずないんかない。
  ・・・自分だって、しらないもん!』
  
大雨の中、かすれていく大河の最後の言葉を
竜児は聞き逃さなかった。

竜児『自分の気持ちなんてわかるやつはいねぇよ。
  ましてや人を好きになるかどうかなんてわからねぇよ。』
大河『分かったような口をきくな!!』
竜児『まぁ、しずかに聞けよ。』

竜児は一歩一歩ちかづいていく。

竜児『相手をどう思うかなんて、
  0と100で区別できるもんじゃねぇ。
  ましてや、その中間の数値をはかることなんかできねぇ。
  それは恋かもしれねぇし、そうじゃないかもしれねぇ。』
大河『あんたは、恋の伝道師かなにかなの?』
竜児『まぁ、黙って聞け』



大河の前に立ち、竜児は深呼吸をした。

竜児『オレと大河は、0でも100でもねぇ。
  少なくともお互いを知っている関係だし、
  逆に付き合っているわけでもねぇだろ』
大河『・・・それは、そうよね』

竜児『だけど、いまのオレには、それを90にすることはできる。』
大河『ど、どういうこと』

こういうことだ。

逃げないように両手でほうをおさえ、その柔らかい唇に
竜児は。。。。

大河は蹴り返すこともできずに呆然とたっていた。
キスなどしたこともなかったし、すきかもしれない相手に
いきなりキスをされて、ただただ、たちつくしていたのだ。

竜児『これで、90
  あとは、100にするかどうかは、大河が決めろ。』
大河『い、い、いきなりすぎて、答えられないわ。
  は、はじめてだったんだからね。
  わかってるの?
  はじめてなのよ?』
  くしゅん。
竜児『ほら、雨降ってるのにこれ以上つづけたら、
  風邪ひいちまうぜ。とりあえず帰ろう。』
大河『まだ、100じゃないんだからね。
  私がきめるのよ?!
  わかってるの?』
  くしゅん
竜児『わかってるよ。』
  
―――――――――――――――――――――――――――――――――――



北村「うーーー。」
竜児「??」
大河「どうしたの?北村くん」
北村「だめだ。
  1回目、2回目にくらべ、筆がのらない!!
  逢坂が軽すぎる!!!
さらにぃぃぃ!!!」
大河「さらに!?」
北村「一部、名無しでお腹いっぱいじゃまいか!!
  だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
竜児「やめろ、北村!!
  お前が軽すぎだ!!
  服を脱ぐなぁ!!」
大河「わ、わわかめぇぇぇぇぇ」
  きゅーーーぱたん。
  

竜児「大河!! だめだ、完全にのびてやがる
  今日はここまで、
  これ以上やってらんねぇ。
  北村、早く服着ろ!!」

  
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